念願のマイホームを購入するにあたって、夫婦間で意見のすれ違い出てくることって多いと思うんです。
我が家も多いのか少ないのか、結構言い合った記憶が(笑)
そこで今回は、家を購入するにあたって喧嘩しやすい項目の対策ついて紹介していきます。
記事の最後では、住宅展示場に行くことなく複数のハウスメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を”無料”でしてもらえるサービスについて紹介します。
注文住宅にするか、建売にするか
まず最初に注文住宅にするか、建売にするかという問題。
後述する「予算」も影響しますが、マイホームへの憧れがあるほど家の間取りや、見た目に夢が広がります。
よくあるのは男性が建売をサササーッと購入したくて、女性が注文住宅でこだわりたいという意見の相違です。
そもそもマンションか戸建かでいったん食い違う可能性もありますが・・・(それはそれで恐ろしい)
対策
まずは何で注文住宅にしたいのか、なんで建売がいいのかを1つずつ洗い出して夫婦でプレゼンし合いましょう。
例はこんな感じ
- 世界に1つだけの家が作れるから注文住宅
- 建売は注文住宅より安いから
- 子供ができた等の事情で一刻でも早く家が欲しいから建売にしたい
- 二世帯住宅を考えているから注文住宅
などなど、金額面や入居までの期間など、理由は家庭の数だけあると思います。
私たち夫婦は、以前まで住んでいたアパートが子供が生まれたこともあって手狭になったことが大きな理由です。
次の賃貸を探すくらいなら家づくりを始めた方がいいよねと意見が合いました。
お互いにプレゼンし合うことで、注文住宅にしろ、建売にしろ、お互いがこだわっている理由が明確に伝わります。
そして、それぞれのメリット・デメリットを踏まえると、各家庭での選択肢が見えてくるはずです。
土地はどこを選ぶか
次に、土地はどこにするかという問題があります。
最近は夫婦共働きの家庭が増えたので、それぞれの職場から近いところで探す場合もありますし、まったく見知らぬ地を選ぶ場合もあります。
- 市街地がいい
- 田舎がいい
- 両親の家の近くがいい
- 職場の近くがいい
この他にも悩むポイントがたくさんあって揉めやすいかと思います。
対策
土地に関しては「今後ずっと住んでいく」をテーマに夫婦で話し合うといいです。
- 利便性
- 金銭的な事情
この2つを番号の順に解決した方がいいでしょう。
まずは①の利便性についてですが、前述したような市街地や職場の近くなどがそうです。
市街地なら周りに飲食店やスーパー、病院などが揃っていますし、職場が近いところを選べば毎朝ゆっくり起きられます。
逆にスーパーに行くだけで1時間、職場が遠すぎて毎朝5時起きなんて生活が一生続くなんて嫌ですもんね。
もちろん全く手が出ない金額の土地を選ぶのはダメですが、土地選びによって毎日の苦痛が減るのならば②の金銭的な事情よりも①の利便性の方が優先度が高いかなと思われます。
我が家の場合は、お互いの実家からも通えるくらいの距離で、さらに交通の便がいい市街地を選びました。その代わり、金銭的な都合も考慮して「旗竿地」を選んでいます。
嫁は他の土地も候補に挙げていましたが、私が職場に行くための交通の便が悪く、毎朝5時起きになる可能性大だったので、全力で今住んでいる方の土地をプレゼンしました(笑)
親と同居するかどうか
家づくりでは親と同居するかという問題も出てきます。土地探しで言うと二世帯住宅になるなら土地の大きさに直結しますからね。
ここで特に揉めるのは「親と同居したくない」という点です。
- 夫の両親と一緒に住む
- 嫁の両親と一緒に住む
- 完全に別世帯で家を持つ
この3パターンが家づくりにおける運命の選択・・・それどころか選択を誤ったら離婚の可能性も・・・
それだけに慎重に話し合わなければなりません。
対策
我が家の場合は別世帯で住む選択をしました。
まぁ、この他いろいろありまして実親とは絶縁関係までいってしまったんですが(汗)
親と同居という話が少しでも出ている場合は、夫サイド、嫁サイドで同居することに少しでも抵抗がないか再確認をする必要があります。
もし少しでも同居が嫌ならば、その理由を考えましょう。
- すでに嫁姑問題に発展している
- 親が強制的に同居を求めている
などなど。
よくあるのが旦那側の親と同居するパターンですが、「実家を継ぐのが当たり前」だったり、「女は家で家事をしろ」みたいな感じの親だったら無理矢理でも同居は避けた方が今後のためでしょう。
また、同居の場合は金銭的に援助してもらえる可能性もありますが、お金が絡んでいるのでそれがきっかけで揉める可能性も結構あります。
「誰がお金を出しと思っているんだ」
と言われて辛い思いをする可能性があるのならば同居はやめましょう。
旦那側が最初に聞くのは嫁の意見ってのを忘れてはいけません。
どのハウスメーカーにするか
いざ、家づくりを開始しようとすると「どのハウスメーカーにするか」という問題が出てきます。
2人とも知識がない場合なら一緒に展示場に行ったりすればいいんですが、片方だけ中途半端に知識があるのも揉めるきっかけです。
対策
まずは2人ともハウスメーカーについて独自に調べてから意見を言い合うことが懸命です。
片方が勉強不足だと、もう片方が勝手に決めていったみたいになって、後々後悔する場面が出てきた時にも喧嘩になります。
お互いに各ハウスメーカーのメリットやデメリット、特徴なんかを勉強しておくことで、取捨選択も捗ります。
小さいお子さんがいる家庭で、展示場を回る時間がなかなか取れない方は、ネットから一括で資料を請求する方法もありますよ。
こちらの記事で紹介しているのでご参考までに。
予算はどれくらいか
各家庭の予算によってどのハウスメーカーで、どんな家(注文住宅or建売 等)を建てるのかがガラリと変わってきます。
よくあるのが家計簿を付けている方と、付けていない方とで頭に浮かぶ予算が違うことです。
そのため、理想と現実が結びつかずに喧嘩になってしまいます。
対策
まずは各家庭のお財布事情を夫婦で共有しておくことが大事です。
少なくともお互いの給料の手取りと、今現在の貯金額くらいは分かっていないといけません。
そこから、日々使うお金、今後掛かってくるお金を計算していって大まかな目安が見えてくると思います。
ライフプランナーに相談してライフプランをしっかり出してもらうのも大事です。
家のこだわり要素
ここまでの内容が落ち着いてくると、残るは家のこだわりポイントについてです。
- 全面タイル張りにしたい
- 太陽光パネルを搭載したい
- 床暖房を入れたい
- アイランドキッチンにしたい
- リビング階段にしたい
- 書斎が欲しい
- 収納がたくさん欲しい
- オール電化にしたい
- 和室が欲しい
こだわり要素を出し始めたらキリがありません。
この辺りはハウスメーカーとの打ち合わせ中にオプションとして発生してくる内容なので、ひと項目ずつ本当に悩みます。
旦那側の主張と嫁側の主張、どちらもあると思うので火花が飛ぶ可能性大です。
対策
この場合、予算の都合もあるので難しいところですが、まずはそれらが何故いるのか、メリットや、デメリットを洗い出すところから始めましょう。
でないと青天井にオプション代がかかるので(汗)
それでも必要となれば、旦那側と嫁側のどうしても欲しい要素はお互い一つずつ叶えるのがいいです。
片方の望みだけ叶えると、何年か経った頃に喧嘩になりますからね。
まとめ:話し合うことが一番大事
今回は、家を購入するにあたって喧嘩しやすい項目の対策についてまとめていきました。
我が家もかなり白熱したバトルをしましたが、結局大事なのは「話し合うこと」です。
しかし、その話し合いを円滑にするためにも、お互いが家づくりについて知識を深めていき、本当に大事なことと不要なことを取捨選択できるようにならないといけません。
家づくりは休日に住宅展示場に行って進めていくものですが、疲れの取れないままの打ち合わせはかなりしんどいです。
ただでさえ疲れがとれずにピリピリしがちなところを、お互いの理想だけ言い合っていては最悪の雰囲気になりかねないので、勉強することって本当に大切ですよ。
今回紹介した内容を参考に、喧嘩をしないまま理想の家づくりをしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ウスメーカーを回って、さらに遊ぶ体力は(親が)ないです(笑)
理想の家の間取りをたった3分で計画できる方法
夢のマイホームは人生で一番高い買い物になるので、これから家を建てるなら誰だって「理想の家」にしたいと思います。
「理想の家」を叶えるための項目はいくつかあって、
- どのハウスメーカー・工務店を選ぶか
- 家の強度、利便性
- 土地の場所
- 値段
- 間取り
- 家のデザイン、外観
などなど多数ありますが、この中でも最も難しいのが「間取り」です。
私たち夫婦は最終的に建売住宅にしましたが、最初は注文も視野に入れて希望する間取りを考えました。しかし、間取りって全然決められないんですよね。
ましてや、決められないまま話を進めていくと、営業トークに飲まれて予算以上のオプション費用がどんどん膨らんでいくことになります。
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