「旗竿地」という言葉をご存知でしょうか?
私たち夫婦は2018年に一条工務店が販売している建売分譲住宅「i-palette」を購入したのですが、いくつかの理由から分譲地の中でも「旗竿地」を選びました。
https://www.do-sumai.jp/i-palettemerit/
しかし、調べてみると旗竿地って賛否両論あるようで、否定的な意見も多数見受けられます。
そこで今回は、そもそも旗竿地とは何なのか?実際に住んでいる私目線でのメリット・デメリットとは何なのかを紹介していきます。
記事の最後では、住宅展示場に行くことなく複数のハウスメーカーから「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を”無料”でしてもらえるサービスについて紹介します。
旗竿地とは?
「旗竿地」なんて言葉、これから家を買うために土地を探している人でない限り聞き覚えのない言葉ですよね。
そこで分かりやすく図を作ってみました。
旗竿地とは、図のA家のように分譲地の中でも道路から少し離れたところにある家のことを言います。
その名の通り、Aの土地をよく見ると旗の形に見えますよね。
旗竿地のメリット
まずは実際に旗竿地に住んでいる私目線で旗竿地のメリットについてご紹介します。
土地の高いエリアでもグッと価格が抑えられる
旗竿地の1番の魅力はやはり「お値打ち」ということでしょう。
旗竿地は市街地のようなお値段の張る土地に多い傾向にありますが、冒頭でお話ししたように賛否両論あるので人気は低め。そして値段も安いです。
これによって、本来ならば手が届かないような土地でも旗竿地ならかなりお安く購入できるんです。
実際に、私の場合はお隣さんより約400万円安く購入できました。
家の広さは土地の広さは我が家の方が少し大きいくらいなのに400万円お得なのはかなり魅力的です。
通路を有効活用できる
旗竿地は上で紹介した図のように駐車場と家との間に通路があるのが特徴です。
これをメリットと判断するか、デメリットと判断するかは人それぞれですが、我が家は通路を有効活用することでとてもメリットに感じています。
主な使い道としては洗濯物を干す場所としてです。
我が家は洗濯物は基本的に部屋干しなんですが、敷布団や掛け布団を家族全員分一気に干したい時はベランダだけじゃ追いつきません。
そこで、通路に設置したフェンスを布団を干すスペースにしています。
同じ分譲地内でも整形地だと通路がないので布団はベランダで干すしかないでしょう。
当然、場所が足りずに何回かに分けて干すことになるのでこのような場面を見ると旗竿地特有の通路スペースは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
家の目の前が道路じゃないので子供の安全に繋がる
分譲地は基本的に家と駐車場のみで、これといった庭はありません。よって、家を出たらいきなり駐車場と道路があります。
ここで気になるのか小さな子供がいる場合です。
我が家もそうですが、まだ小さな子供がいる家庭では玄関の先がいきなり道路では飛び出してしまう可能性があって常にハラハラ状態のはず。
しかし、旗竿地の場合は通路があるため、子供がいきなり道路に飛び出せないという安心感があります。
競争率が同じ分譲地内の他区画より低い
冒頭でもお話ししましたが、旗竿地は好みがはっきり分かれるため、同じ分譲地内の整形地と比べると競争率は低めです。
気に入ったエリアの土地が見つかった時、人気が殺到すれば早いもの順になってしまいます。
しかし、旗竿地なら気に入ったエリアの中でも好む分母が少ないので早いもの順に勝てる確率がグッと上がります。
プライバシーを守れる
旗竿地は分譲地の中でも一番奥まった位置にあります。
これにより、通行人が家の中を覗いたりしにくいのでプライバシーを守れるかなと感じています。
旗竿地のデメリット
ここからは旗竿地のデメリットについて紹介していきます。
旗竿地といってもデメリットが少ないところもあれば、デメリットだらけのところもあるので、メリットより注意すべき項目です。
駐車場が狭い、駐車しにくい
我が家の場合、車を横に2台駐車場できるので不便はないのですが、多くの旗竿地の場合は駐車場が狭く、車を縦に2台駐車するケースが多いようです。
上の図で紹介している通路の部分と駐車場が縦に繋がっているイメージです。
建設基準法では土地と道路が接している部分が2m以上必要ですが、旗竿地によっては軽自動車がギリギリ駐車できる幅というケースもあります。
それを縦に2台駐車するなんて至難の技ですよね。
このことが嫌で旗竿地を嫌がる人も多いんだとか。
日当たりが悪い
前述したように、旗竿地は分譲地内で一番奥まった位置にあります。
これによって日当たりが悪くなってしまうんです。
では、我が家の場合はどうなのかというと・・・
え?今までの説明は?
って感じで申し訳ないですが、我が家の場合は正面の家が分譲地外の家で、家の高さも我が家よりずっと低いです。
ハウスメーカーの分譲地で、そこに建売や注文住宅が建築される場合は、いくら旗竿地と言ってもちゃんと日が入るようにメーカーが調整してくれます。
まあ、ハウスメーカー次第なのかもしれませんが完全に真っ暗なんてことはないはずです。
分譲地のそのものの形や、分譲地内の他の家との調整についてメーカーの営業に確認してみると良いですよ。
建築費用が高くなる可能性がある
旗竿地は分譲地内の一番奥まった位置にあり、細い通路を通って資材を運ばなければならないので重機が奥まで入れない可能性があります。
同じ分譲地内で、旗竿地が一番最初に建設される場合なら、まだ空いている土地の上まで重機が入り込めるのですが、旗竿地が最後の場合は道路までしか重機を運べません。
それにより、作業時間が増え、職人さんへの人件費(=建築費用)が必要以上に増えてしまいます。
せっかく土地代は安いんだから、建築費用を必要以上に増やすのはもったいないですよね。
インフラ整備に追加費用が掛かることがある
生活していくうえで必須な「電気」「水」「ガス」、これらのインフラ整備ですが、旗竿地の場合、通常の整備に加えて追加費用が掛かることがあります。
電気を例に、次の図を参考に説明していきます。
Bの家に電気を引き込む場合、家と電線との距離が近いので特に何も問題はありません。
しかし、Aの家だと距離があるので図の赤丸の位置に電気を引き込むためのポールのようなものが必要になります。
無線LANの中継器のようなイメージです。
自宅の土地の中にミニ電柱が建つわけなので、圧迫感もありますし邪魔の一言ですよね。
水やガスも道路から家が離れている関係で追加工事が発生する場合があります。また、そもそもインフラ整備がまったくされていない旗竿地もあるんだとか。
追加で数十万円くらいの追加費用が発生する可能性がありますが、大手ハウスメーカーならそのようなことはないかと思われます。
ちなみに我が家の場合も追加費用など一切掛かっていません。
事前にハウスメーカーの担当者と費用について確認しておきましょう。
セキュリティー面の不安
旗竿地は分譲地内の一番奥にあるため、泥棒に一度でも侵入を許してしまったらアウトです。目立たない位置なので、荒らされ放題ですからね(笑)
この点に関しては、セキュリティ強化に徹するしかありません。
我が家の場合だと、窓ガラスにはすべて防犯ブザーが付いています。音もかなりの爆音なので、さすがにご近所さんにも聞こえるはずです。
もともと泥棒が多い地域の場合は、土地を決める段階で旗竿地で避けたほうがいいかもしれません。
まとめ:ハウスメーカーとの打ち合わせでデメリットは解決できる
今回は、旗竿地とは何なのか?実際に住んでいる私目線でのメリット・デメリットとは何なのかを紹介していきました。
私個人としては、実際に住んでみて特に不便な部分はないのですが、世間一般ではメリットの反面、デメリットを気にされている方も多いようです。
しかし、どれにも共通することですが、ハウスメーカーとの打ち合わせで今回紹介したデメリットである
- 駐車場が狭い、駐車しにくい
- 日当たりが悪い
- 建築費用が高くなる可能性がある
- インフラ整備に追加費用が掛かることがある
- セキュリティー面の不安
これらは解決できるはず。
そうなると、
- 土地の高いエリアでもグッと価格が抑えられる
- 通路を有効活用できる
- 家の目の前が道路じゃないので子供の安全に繋がる
- 競争率が同じ分譲地内の他区画より低い
- プライバシーを守れる
これらのメリット・・・かなり魅力的に感じてきませんか?
なんやかんや言っても、結局は価格が安いことが一番の魅力なんですけどね(笑)
今現在、土地探しをしていて、旗竿地にしようか迷っている方の判断基準になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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